A 「どうせぼくは滑るより転がるほうが似合ってますよ」
B 「そ、そんなに太ったかな?」
A「しょうがないな。あと一回だけだよ」ぼくは、しぶしぶ承知した。
B「よし、今夜は一晩中滑ろう!」ぼくは、やけくそになって叫んだ!
A 「ああ。その方がいいだろうね」
B 「駄目だ!そんなことしたら遭難しちゃうよ!」
A 「馬鹿!ゲームと本物は違うよ!」僕は叫んで、車を止めさせた。
B 何だ、あれができるなら免許がなくても大丈夫だ、とぼくは安心した。
A 「違うって!そんなつもりで見てたわけじゃ……」
B 「ぼくには君しか目に入らないよ、真理」
A 「年齢のこと考えて服選んで欲しいよな」
B 「服と化粧のコーディネイトが悪いな」
C 「ぼくの脚の方がきれいだよね、真理?」
A おいしいことに変わりはないのだから、と気にしないことにした。
B 何としてもこの肉の正体を突き止めてやろうと思った。
END21 Oの喜劇編
終