▼選択肢は進行度により表示
[1]
▼A 「どうせぼくは滑るより転がるほうが似合ってますよ」→[2]へ
▼B 「そ、そんなに太ったかな?」
[2]
▼A 「もう、帰ろうよ。それにほら、雲行きだって怪しいし」ぼくはそう言って、空を指さした。→[4]へ
▼B 「じゃああと一回だけだよ」真理の懇願するような表情に負けて、ぼくはしぶしぶ承知した。→[3]へ
[3]
▼A 「……ぼくはやめとくよ、真理だけ行ってもいいよ。どうせぼくの方がもたもたしてるだろうしさ」→[4]へ
▼B 「……分かった。行こう」恐がっていると思われるのがしゃくで、ぼくは挑戦してみることにした。
[4]
A 一旦部屋に戻って着替えると、玄関脇の談話室で落ち合った。→[6]へ
B 一旦部屋に戻って着替えてから、夕食までどちらかの部屋で話でもしようということになった。→[5]へ
▼C 疲れがひどかったので、夕食まで仮眠を取ることに決めた。
[5]
A 「わあっ!もういいよ!もうすっかり疲れが取れたよ。ありがとう」
ぼくはドギマギしながら起き上がった。→[6]へ
B ……もうちょっと……もうちょっと上へ……。
[6]
A 「な、何言ってんだよ!そんなつもりじゃ……」ぼくはドギマギした。→[8]へ
B 「愚問だよ、ハニー。ぼくの好みは、ベイベー、君だけさ!」ぼくはチッチッチッと指を振った。→[8]へ
C 「待ってて、じっくり吟味するから」ぼくはなめるような視線を向けた。→[7]へ
[7]
A 「あのやせて髪の長い子だな!」ぼくは鼻の下をのばした。→[8]へ
B 「ほら、あの太めの子! ああいうのがいいな」ぼくは舌なめずりをした。→[8]へ
C 「あの眼鏡の子なんか、いいねえ」ぼくは腕組みしてウーンとうなった。→[8]へ
[8]
A 「……うん」ぼくは正直に答えた。→[10]へ
B 「真理の方が、ずっときれいさ」ぼくはお世辞を言った。→[9]へ
[9]
A 「お世辞なんかじゃないよ」ぼくは真理の瞳をまっすぐにみつめた。→[16]
B 「あ、分かった?」ぼくは笑ってごまかした。→[10]へ
[10]
A 「きれいだ」……外国映画の男優のように、スマートに決めた。→[19]へ
B 「君の瞳に乾杯」……ハンフリー・ボガードを気取った。→[19]へ
C 「セクシーだよ」……007のように甘く危険な香りを漂わせた。→[14]へ
D 「ガチョーン」……とっておきの谷啓の物真似を披露した。→[11]へ
[11]
A 「あ、いやガチョ……そうそうガチョウの肝って食べたことある?」ぼくは必死でごまかそうとした。→[12]へ
B 「ごめん、つまらないことやって。……何だか照れくさくってさ」ぼくは慌ててフォローしようとした。→[19]へ
C 「あっとおどろくタメゴーロー!」大声でハナ肇の物真似をした。→[13]へ
[12]
A 「キャビアとトリュフさ」→[22]へ
B 「ウミツバメの巣と蚊の目玉だよ」→[22]へ
C 「くさやと鮒ずし……かな?」→[22]へ
[13]
A 「ごめん、つまらないことやって。……何だか照れくさくってさ」ぼくは慌ててフォローしようとした。
B こうなったら植木等をやるしかない、そう思った。
[14]
A 「とんでもない、そういう意味で言ったんじゃないよ」
B 「ばれたか」
[15]
A ぼくは無意識のうちに、そっとその手に触れていた。
B ぼくは彼女の手に触れたい気持ちをそらすため、関係ない話を始めた。
[16]
A 「ぼくのこと……どう思ってるの?」ぼくは思い切ってたずねた。
B 「真理、ぼくと結婚してくれ!」ぼくは大声で言った。
C 「真理の手……すべすべだね」ぼくはにやにやと笑いながら言った。
[17]
A 「談話室に行こうか」ぼくは言った。
B 「……ぼくの部屋に、来る?」ぼくは思い切って言ってみた。
[18]
A 「しかし、ヤクザがこんなところに……?」ぼくは思わず口にしていた。
B 「あの人、ヤクザかなあ?」ぼくは真理に意見を求めた。
▼C 「あなた、ヤクザですか?」本人にたずねてみた。
[19]
A 「……でも、大変なんだろうな」六法全書を包丁に持ちかえたんだものな……。
B 「馬鹿じゃないの、真理の叔父さんって。俺だったら弁護士のままでいるよ」だれだって、そう思うだろう。
[20]
A 「……でも、大変だったんだろうな」山伏からペンションとは、また極端な……。
B 「けっこうフラフラしてるんだ、あの叔父さん」なんとなく親近感をもった。
[21]
▼A 「じょ、冗談だろ? こんな吹雪じゃ、ナイターなんてやってないんじゃない?」それにもう体だってぼろぼろだよ、と思った。
▼B 「それもいいかもね」疲れも少し取れ、腹も一杯になったので、もう一滑りしてもいいような気がした。
[22]
▼A 「やっぱり、やめとこうよ」
▼B 「よし、行こう!」
[23]
A 「え?……ああ、もちろん」ぼくは笑顔を返した。
B 「嫌だよ、バイトあるのに」こっちの都合も考えてくれよ……。
C 「もちろん宿泊代は、タダなんだろうね!」こういうことはキチッと念を押しておかなければ。
[24]
A 「冗談じゃないよ。何でぼくがよく知りもしない彼女達にそんなこと……」ぼくはおどろいて抗議した。→[26]へ
B 「ばれたか。実はそうなんだ」ぼくはにやにや笑いながら言った。→[26]へ
[25]
A 「まだ先の話なんで……」ぼくは無難な返事をしておいた。→[28]へ
B 「はい!ぜひお願いします!」ぼくは力をこめて言った。→[27]へ
[26]
A 「ええ。ですから、お願いします」ぼくはもう一度繰り返した。→[28]へ
B 「やっぱり、もう少しよく考えてみます」やはり人生の重大事をそう簡単に決めてはいけないかな、と思い直した。
[27]
A 「そ、そうですね……考えておきます」なんとかこの話題を終らせたかった。
B 「分かりました。お願いします」ぼくは、腹をくくった。→[28]へ
[28]
A 「真理、結婚して一緒に大阪に来てくれ!」ついでにプロポーズもしてしまえ!。
B 「すみません、香山さん。やっぱりちょっとまだ……」真理と離れ離れでは、意味がない。
END12 社長やってますわ
終