トップ > かまいたちの夜 攻略> END03 一本背負い

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A 「どうせぼくは滑るより転がるほうが似合ってますよ」
▼B 「そ、そんなに太ったかな?」
A 「もう、帰ろうよ。それにほら、雲行きだって怪しいし」ぼくはそう言って、空を指さした。
▼B 「じゃああと一回だけだよ」真理の懇願するような表情に負けて、ぼくはしぶしぶ承知した。
A 一旦部屋に戻って着替えると、玄関脇の談話室で落ち合った。
B 一旦部屋に戻って着替えてから、夕食までどちらかの部屋で話でもしようということになった。
▼C 疲れがひどかったので、夕食まで仮眠を取ることに決めた。
A 「な、何言ってんだよ!そんなつもりじゃ……」ぼくはドギマギした。
B 「愚問だよ、ハニー。ぼくの好みは、ベイベー、君だけさ!」ぼくはチッチッチッと指を振った。
C 「待ってて、じっくり吟味するから」ぼくはなめるような視線を向けた。
A 「……うん」ぼくは正直に答えた。
B 「真理の方が、ずっときれいさ」ぼくはお世辞を言った。
A 「きれいだ」……外国映画の男優のように、スマートに決めた。
B 「君の瞳に乾杯」……ハンフリー・ボガードを気取った。
C 「セクシーだよ」……007のように甘く危険な香りを漂わせた。
D 「ガチョーン」……とっておきの谷啓の物真似を披露した。
A 「しかし、ヤクザがこんなところに……?」ぼくは思わず口にしていた。
B 「あの人、ヤクザかなあ?」ぼくは真理に意見を求めた。
A 「え?……ああ、もちろん」ぼくは笑顔を返した。
B 「嫌だよ、バイトあるのに」こっちの都合も考えてくれよ……。
C 「もちろん宿泊代は、タダなんだろうね!」こういうことはキチッと念を押しておかなければ。
A 「冗談じゃないよ。何でぼくがよく知りもしない彼女達にそんなこと……」ぼくはおどろいて抗議した。
B 「ばれたか。実はそうなんだ」ぼくはにやにや笑いながら言った。
A 「まだ先の話なんで……」ぼくは無難な返事をしておいた。
B 「「はい!ぜひお願いします!」ぼくは力をこめて言った。
A 「そ、そうですね……考えておきます」なんとかこの話題を終わらせたかった。
B 「分かりました。お願いします」ぼくは、腹をくくった。
A 「ぼくも少しだけ」控え目に言った。
B 「ワンケースもあれば十分です」酒に強い所を見せてやろうと思った。
C 「タダですか?」念を押した
A 「そうですね」ぼくはあいづちを打った。
B 「そうは思いませんね」ぼくは逆らった。
A ぼくは特に何も言わなかった。
B 「ほんとうですね。最近の若い女は……まったく……」いらだたしげに同意した。
C 「ああいうのって、上司のしつけなんですよね。結局……」ぼくはため息まじりに、しみじみと語った。
A 「大雪で閉じ込められて、飢え死になんて、って言ってたんです」
B 「スープにゴキブリが入ってたんですよ」
C 「いやね……今夜誰かが死ぬ……なんて脅迫状があったんですよ」
A 「調べないんですか?」ぼくは小林さんをうながした。
▼B ぼくはためらっている小林さんの脇を通って、中へ入って行った。
A 「一階から調べましょう」
B 「二階から調べましょう」
A 犯人は、もっと前からペンションの中に入りこんでいたんじゃないだろうか?
B ぼく達の中に、アリバイのない人がいることに気がついた。
A できるわけがない。
B バナナの手品を応用すれば……
C 部屋自体に、仕掛けがあったとしたら……
A 地下だ!地下から穴を掘って地下室へ侵入したんだ!
B 犯人は中へ入ることなく、外から田中さんを殺したのだ。
C 正面から入ってきたが、誰にも見えなかったのだ。
A 「犯人は……ぼくだ」
B 「犯人は、真理。君だ」
C 「犯人は当然ぼくでもなければ真理でもなく……」
犯人 みきもと
A 「確かに、そんなことはできないね」
B 「美樹本さんが、実はもっと早く到着していたとしたら、田中さんをバラバラにするのも可能になる」
A 「死体をバラバラにする時間はなかったけど、田中さんを殺すだけならできたはずだ」
B 「田中さんを殺すことができなかったのは確かだけど……鈴木さんなら殺せたんじゃないかな」
A そうだ!猫のジェニーを使ったに違いない。
B 雪だ。雪を使って何かできないだろうか?
END03 一本背負い